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古家具を蘇らせる自然派ワックス
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 アンティークやレトロ家具のなかには、表面のニスがへたってしまいつやを失ったものや、細かくひび割れているものをよく見かけます。塗装後すでに50年以上経過しているのでしょうから、それもしかたがないことかもしれません。
 このマガジンラックもかつてはそうでした。京都にアンティーク雑貨を物色に行った際、ショップ近くのリサイクル店で偶然見つけたものです。700円くらいで購入しました。店先に無造作に置かれていたそれは、全体にニスが細かにひび割れて、まるで干からびた油アゲのような色合い。しかもところどころ醜い水染み痕もあり、網部分の木のパーツのいくつかは外れかけていました。家に持ち帰りさっそく補修をすることに。外れかけたパーツは一度とりはずしてしまって、木工ボンドで再接着。はみ出したボンドは濡れぞうきんできれいに拭き取ります。全体を水拭き乾燥後、数日前に東急ハンズで購入した、蜜ロウとオレンジオイルを原料にしたワックスを塗り込んでみたのです。ワックスはへたったニス面に小気味よく吸い込まれていきます。塗り終わりべたついた表面を今度はていねいにから拭き、仕上がったのがこの写真のマガジンラックです。
 ものの試しにと購入したワックスでしたが、この効果には本当にびっくりしました。醜い水染み痕もきれいに消えてしまいました。




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このワックス。「ハワード フィーデンワックス」といいます。
うちではもう「手放せない一品」です。
アンティークショップではお馴染みの品のようで、
アーコールチェアを購入した神戸栄町のショップでも、商品の発送前に使われると聞きました。
匂いはオレンジの香りです。




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Before ずっとメンテナンスをしてこなかったアーコールチェア。水染み痕が目立ちます。




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After フィーデンワックスでメンテ後。けっこうきれいになりました。


 古家具の救世主ようなワックスですが、惜しいことに効果は永久的とはいえず、日々使う椅子などの場合、せいぜい2、3ヶ月というところです。効果が終わるとまた水染み痕は復活します。
 また、使って効果のないものもあります。ニスの新しいものや、へたっていないものです。これらの場合、表面がただただ、べたつくばかりで、これは塗ってみるとすぐにわかります。あと、ニスが塗られていない白木の家具には効果はありません。

by pechkana | 2012-01-05 17:01 | 塗装とメンテナンス | Comments(0)
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