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真鍮パイプで手作りつっぱりポール
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 市販のつっぱりポールは、なんだかとても太くてしかも色も安っぽい、ゴールドのものもあるけれど、きらきらとゴージャス過ぎだなあ、というわけでしかたがないので自作することに。ホームセンターで適当な太さの真鍮のパイプとそのなかにすっぽりジャストに入りそうな木製の丸棒、あとはその丸棒より細めのスプリングを購入。重めのカーテンとかは無理だけど、レースのカフェカーテンくらいならなんとかぶら下げられそう。




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真鍮パイプは金属用のノコギリで窓サイズにあわせて切断。
見た目糸ノコの替え刃風で幅1cmくらいの金属ノコの替え刃のみを購入して
直にウエスを巻いて切りました。
細めの真鍮パイプは簡単に切ることができてこれで充分事足りるので、
うちではいつもこの式です。切り口は荒れているので紙ヤスリで整えます。
なかの棒は2ピースにして、ひとつは接着剤などで固定。
間にスプリングを介してもうひとつの丸棒を挿入。
ぎゅっと押し込んでいいあたりの位置で飛び出した丸棒をカットすれば出来上がりです。
丸棒の端に丸いクッションゴムシールを貼ると、滑り止め効果も期待できそうです。




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あとからカーテンやブラインドを取り付ける場合でも、
窓枠付近で見た目にすっきりとまとめたかったので
うちの窓はどれも外側に少し飛び出した出窓仕様に作ってもらいました。
まずはサイズオーダーでわざと縦長に作ってもらった変形タイプのカフェカーテンを。
突っ張りポールに通して使います。
木製の洗濯バサミを使っての表情つくりも面白いです。




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最近では市販のクリップを使って一般的なカーテン仕様に変更。
ポールの固定板も自作しました。
窓下の台(テーブル板というらしい)に小さな植木を置くことがあるので、前後2段階式です。
「あとからいろいろ工夫するかもしれないので木ネジの使えない壁では困ります」と
設計時から「窓周りの壁はすべて厚めの合板で造作してください」と
建築業者さんに依頼していたので、気まぐれに決めたこんな小細工も可能なのです。
もしも何も言わないでいると、加工も簡単でコストも安い石膏ボード仕様に
されてしまうおそれもあり、リフォーム依頼時には業者同様、
細かな目配りが施主にも求められることになります。




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真新しい真鍮というのはいかにも「おニュー」って感じでちょっと照れくさい。
そんなときにうちで使っているのがこれらの薬剤。
左はエッチング用の銅腐食液。
右はモデルガンショップで売られている真鍮の黒染め液です。
どちらも人体に有害な毒物なので管理は厳重に、使うときはゴム手袋は必須です。




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仕上がり比較。真鍮金具に使ってみた例。
明るく艶のない山吹色の部分が銅腐食液、黒く汚れたようになった部分が黒染め液です。
水で薄めて効果を半減させたうえで化粧用のコットンなどに浸ませて少しずつ、
様子を見ながら磨くように使うと失敗は少ないです。
もし失敗してもクリームクレンザーなどで磨けば元通りの「おニュー」に戻ります。




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市販のカーテンクリップはベトナム製の安価なもの。
ピカピカのアルミ製でけっこう悪目立ちしそうなので、ここでひとワザ。
ブラッセンスプレーという工業用の黒染め着色スプレーの登場です。
通常の塗料スプレーと違い皮膜を作らず、どちらかというと染まる感覚の仕上がり。
缶に記載されているとおり、はやまらずにしっかり24時間硬化させれば
少々引っ掻いても取れない食いつきの良さです。

by pechkana | 2012-06-03 00:21 | 手作り家具 | Comments(0)
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