カテゴリ:老猫しろみ( 3 )
ありがとうしろみ
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 2012年7月6日、しろみが亡くなりました。急性の腎不全でした。
 数日前からどうも元気が無くかかりつけの獣医さんに連れて行き血液検査をおこなったところ、腎臓の数値がきわめて悪く、24時間の点滴を試みるも結局数値は悪くなるばかりで、翌日には「おうちでゆっくりさせてあげてください」ということで退院。その翌日の早朝、わたしたちに見守られながら息をひきとりました。ずいぶんおばあちゃんなのでそれなりに覚悟はしていたのですが、あまりにあっけなく逝ってしまったので、いまだに実感がもてません。
 昨年、てんかんの発作を起こして以来、弱くなってしまった足腰ながら、亡くなる前の週には、ひとりで階段を登ってくることが出来るようになっていましたし、トイレもちゃんとひとりで済ます、しっかりものに変わりはありませんでした。
 寝込んでからはずっと、死ぬ間際まで喉を鳴らしていました。お風呂に入るときや獣医さんに診てもらうときにいつも喉を鳴らす、わたしたちのなかで言うところの「ごまかしぐるぐる」です。「大丈夫! 大丈夫!」とも「ごめんなさいねえ」ともとれる行いがなんとも泣けました。
 人間の年齢になおすととっくに100歳を超えているというのに最後までしっかりもので、人生を全うしたのは立派だったと思います。

 ずっとしろみを見守ってくださったみなさま。ありがとうございました。
 たくさん勇気をくれたしろみ、ありがとう。
by pechkana | 2012-07-23 06:04 | 老猫しろみ | Comments(0)
しろみさまは早起き
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 お年寄りというのは、とかく毎日の日課をしっかりと持ち、がっちりとマイルールというものを設定しがちですが、猫の場合もそれは例外ではないように思えます。
 しろみの一日は日々の変化に乏しく、ごはんの時間や回数、就寝時間にトイレの回数や時間などなど、たいていマイルールにのっとった毎日の繰り返しです。
 たとえば、朝は早朝6時頃に起き出し、まずは朝食。適度なウォーキングののちにトイレ、再度就寝し9時前には二度目の朝食、そのあとまた就寝……という感じ。
 しっかり自立した老猫のように思えますが、しろみはベッドの上がり降りができません。すべては彼女の要望に沿って飼い主が動かなくてはならず、しかも飼い主の毎日は日々の変化に富み、対応を怠ることもしばしばです。
 そんなときにはお怒り顔のしろみさまに叱られてしまうわけで、お願いモードでないところが猫らしいといえば猫らしいのかもしれません。





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ごはんが無いときは、わざとらしく中腰ポーズのまま、凍ったように待ちます。
無駄な動きを加えず、強固な意思をアピールします。





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夜の就寝はお二階のベッドで。
肌触りのいい麻のシーツがお気に入りです。
飼い主夫婦の間で寝ます。
ご主人の寝返り対策として、なるべくご主人のほうを向いて、
とっさに足でガードできるように、気を配ります。
枕と枕の間はシェルターとして有効に利用します。
朝寝時は貴重なコミュニケーションタイムなので
そこではしっかり点数を稼ぎます。





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ときには朝寝が過ぎるご主人を、奥さまに変わって起こすこともあります。
そもそもしろみは奥さまの実家猫なので、同郷のよしみで協力です。





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顔面に手を置くのは少々気が引けるものの
有効な戦法です。





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それでも起きなければ、体温高めな猫の特長を生かしておなか押しつけの蒸し攻撃です。
たいていはこれで落ちます。

by pechkana | 2012-01-25 21:02 | 老猫しろみ | Comments(2)
しろみさまのお正月 2012
あけましておめでとうございます。
今年こそは
どうかどうか、よい年になりますように。




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さて
ストーブ下に横たわっているのは
うちの同居猫、しろみです。
平成元年生まれ。今年で23歳のおばあちゃんです。
ただいま遠赤外線浴の真っ最中。
老猫はからだにいいものをよく知っています。
とはいえ、これから薪が充分に燃焼するころには、
かなりの高温になるわけで
焼き猫になる前に、ストーブ下からひっぱり出さなくてはなりません。
世話の焼ける同居猫です。




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しろみさま、お散歩中。
すでに目は見えません。
なので、開きっぱなしの瞳に白目は無く
猫というよりネズミかなにかのようです。
この歳にしてワイルド野生帰りというわけです。
もしも夜道で突然出会えば、たぶんぎょっとすると思います。




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しろみさま、ふれあい中。
目が見えないので、スキンシップは大好き。
安心するのでしょう。
前足の肉球はさわり放題です。




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一昨年のしろみさま。
このころはまだ、椅子に上がることができたしろみさまですが
昨年3月にはてんかんの発作を起こして、一時は重篤な寝たきり状態となりました。
獣医さんによると、脳に何らかの疾患があるかもとのこと。
ただ、高齢なので麻酔に耐えられるかも微妙で
CTスキャンもできません。
一時はもうだめかとも思いましたが、
なんと、ほぼ自力でむくむくと復活。獣医さんも驚かれていました。
さらにおしめも嫌がるようになり、今ではトイレもひとりで大丈夫。
嫌だといった限りは、その後の行動できっちり筋を通す。
全く以てしっかりものです。
猫ながらあっぱれと思います。
昨年はたくさん、こいつから元気をもらった気がします。

by pechkana | 2012-01-01 00:23 | 老猫しろみ | Comments(3)