<   2012年 04月 ( 1 )   > この月の画像一覧
「バルコニーのようなもの」を自作する
a0242914_1281327.jpg

家をリフォームするときにはぜひ設けたかった2階のバルコニー。しかし予算が折り合わず結局断念することに。元々が和風な作りの家なので、2階南側の窓外には立ち歩きも可能なそこそこ広い緩やか勾配の屋根のスペースがあり、なんとかそこを活用できないかと考えてできたのがこの、バルコニーのようなもの。屋根に直に植木を置くわけにもいかないので、ネットで購入した塗装済みの足場板2枚を、T字に組み合わせたものを台にして、その上にやはりネットで購入した木製プランターを載せました。屋根の上にそんなものを載せても大丈夫なのかは、リフォーム時に建築業者に確認済みではあるけれど、強風ははてさてどうだろう。実際これまで、数回の台風襲来も経験済みで、プランターにかなりの重量があるからだろうか、今のところ事なきを得ている、というところです。




a0242914_129361.jpg

コンクリート用の接着剤で留めたずり落ち防止の角材が一見危うそうに見えるけれど、これが無くてもずれないくらい実際はどしっと安定しています。足場板の設置面には念のため滑り防止のゴム板を挟んでいます。木製プランターには、土止めのネットを入念に敷いてから、直に土を入れていますが、4年経った今も腐ってきている様子はありません。




a0242914_1293621.jpg

夏ともなれば屋根表面は日を受けてかなりの高温に、そしてその上にプランターを設置するのですから、念のためガーデニングショップに植物の適性を聞いてみたところ、安心なのはオリーブでしょうか、とのこと。小さな苗を数本植えました。日の光を存分に受けて育ったオリーブは、4年も経つと幹もずいぶん太く立派に成長しています。




a0242914_130845.jpg

オリーブだけではなく、花ものもいろいろ試していますが、案外大丈夫なようです。
季節に応じて、花の植え替えは行います。




a0242914_130447.jpg

水やりは窓から。日を良く受けるので、夏が近づくと毎日の水やりは必須です。そしてここで問題が。この南側の窓は上げ下げ窓で、夏場は網戸が屋外面に固定される形となるため、結局、網戸の取り付けを断念することに。夏の夜に完全なるオープンエアー、というのははたしてどうなのだろう、と心配しましたが、実際はさほど苦もなく過ごせています。そもそも虫は苦手ではありませんし、郊外とはいえ住宅地なので羽虫の侵入も思ったほどではなく、夜の蚊対策にはいわゆる「四隅にチュチュっと」系の忌避剤を使用していて、これがほぼ完璧に蚊をガードしてくれるので、世の中いろいろ便利になっていってるなあと、感慨もひとしおです。




a0242914_1314819.jpg

土の中にはいつの間にかアリが巣を作り、綺麗な蝶が舞っているとそのうちに、大きな芋虫がちらほらと、いつも植物の合間に番人のように鎮座しているカマキリは、晩秋には卵を産み春になると小さな無数の子が誕生する。私たちがきまぐれに作ったちっぽけなスペースのなかにもいつのまにか生き物たちの小宇宙が広がっています。人間の稲作の時期に合わせて子孫繁栄をはかる赤とんぼの例もあるように、人が生き物たちに好適な環境を作ると、ごちそうさまと言わんばかりに、すぐさま自然はこたえを返してきます。面白いものです。





WOOD PRO 足場板専門店 カフェや雑貨店で多用されている足場板古材を扱う。特にOLD ASHIBA フリー板に注目。寸法を決めてカットしてもらったものを組み上げる考え方なら、簡単な工具だけでもオリジナル家具に挑戦できる。うちでもAVラックからミニテーブルに棚板まで、いろいろお世話になっています。窓外のプランター台はここの塗装済み板を使用。屋内での使用ならここで紹介されている「BRIWAX」仕上げがおすすめです。

by pechkana | 2012-04-30 01:35 | ガーデニング | Comments(0)