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2024 明けましておめでとうございます

大晦日から扁桃腺を腫らしてしまい

寝正月になりそうです。




あっという間に過ぎた昨年。

猛暑の夏頃に、3回に分けて

近場の十津川温泉周辺を巡りました。


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十津川温泉郷 道の駅の無料足湯


疲れた足に染みます。

このあたり一帯では「掛け流し宣言」なるものを

遂行していて、お湯の冷めにくい夏場となると

温度はけっこう高めです。

(源泉の温度はだいたい80度あたり)










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瀞ホテルでお茶


POPEYEかなにかの雑誌で

この瀞峡(どろきょう)が紹介されたのをきっかけに

今や人気のスポットです。

我が家は大阪の南、葛城山と金剛山の麓に

位置しているので、高速を使わず

五条経由でおよそ3時間の車旅で到着。

人気の瀞ホテルからの一枚。

人気と言ってもお茶できるところはここだけ。

瀞峡は、いたって静かな場所なのです。

瀞ホテルの喫茶席はすべて川に面しているので

入ったらだれもが、こんな夢のような

桃源郷ライクな景色が楽しめます。

このあと写真に写っている

かわせみさんの川船に乗りました。

14時頃の到着だったので、ホテルの喫茶も

川船も、平日ということもあり

待ち時間なく

夫婦ふたりだけでの川巡りを楽しめましたが

だいたい15時頃にはどちらも終了くらいなので

そのあたりは注意が必要です。









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このあたりはとにかく自然が豊富です。

川は水質の影響なのか

十津川ブルーと呼ばれる

美しいエメラルドグリーンです。

調べれば駐車して川に降りられるポイントも多いので

ファミリーでの川遊びは

一生の思い出になるのではと思います。








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世界の中心 熊野本宮大社の大鳥居


熊野三山のひとつ。

明治の大水害で現在の場所に移設されるまで

大社があった場所、大斎原(おおゆのはら)に

平成に建てられた大鳥居は

このあたり一番のランドマーク。

熊野本宮大社から歩いてもすぐです。

古い物ではないけれど、34mの高さは圧巻です。

現地に着いてみて感じたのですが

とにかく海外のハイカーの方々が多いです。

日本人との比率は道頓堀に匹敵する勢いかもです。

「紀伊山地の霊場と参詣道」が

世界遺産に登録されてからじんわり世界で注目を集め、

地元の田辺市が、同じく世界遺産の

スペインのサンティアゴ・デ・コンポステーラへの巡礼路

とスタンプラリーの提携をしたり

スタッフの外国人専門家が、

ルートの高低差からゲストハウス予約まで

英語による至れり尽くせりの手厚い情報を発信したことで

ここを訪れる外国人ハイカーが急増しているようです。

熊野本宮大社に至る熊野古道は5つのルートがあって

そのなかでもやはり、アクセスの良い紀伊田辺駅を始点とする

中辺路(なかへち)ルートが一番人気のようです。

38.5kmを、途中のゲストハウスに宿泊して

2、3日掛けて歩くようなのですが

時間と元気があれば、一度挑戦したいものです。









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世界遺産の湯に浸かる 湯ノ峰温泉


中辺路ルートの途中にある湯ノ峰温泉は

日本最古の湯といわれていて

それはもう絵に描いたようなひなびた温泉地です。

立ち寄りでも公衆浴場とは別に「つぼ湯」という

2人くらいが浸かるのに精一杯な

小さな貸し切り岩風呂があり、

とにかくそこが人気で、

100度近い湯温の公設の湯筒に

ネットに入ったいくつかの生卵を浸けつつ

ゆで卵待ちの時間につぼ湯を利用するのが

鉄板スタイルです。

熊野古道のなかにあるので

世界で唯一ここだけ、肩まで浸かれる

世界遺産のありがたい温泉

ということになっています。

貸し切れる時間は30分。

私たちのあとは外国人のハイカー青年でした。









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古めだけど癒やしの宿


三つの宿に宿泊しましたが

どこも外れなしでした。もちろん

世の中いろいろな価値観があるので

善し悪しは人それぞれなのですが

どこもリーズナブルだし

個々に工夫が凝らされた

素敵な宿でした。

このあたりには

いくつもの温泉地が点在していて

たとえば……


川湯温泉

川から湯が湧出していて

日本では珍しく台湾みたいに、

水着着用でカジュアルに楽しめる

川と一体化した興味深い温泉。

日帰り客用の露天風呂もあるし

ファミリーで行くといいだろうな。


上湯温泉

少し外れたところにある一軒宿なれど

それぞれ趣向を凝らした貸切露天風呂が

楽しめる。


十津川温泉郷

ここには3つの温泉がある。

道の駅にほど近い「湯泉地温泉」は

関西では希有な単純硫黄泉。

残念ながら濁り湯ではないけれど

ガツンとくる硫黄の香りに

私的には、気分が上がりました。



# by pechkana | 2024-01-01 20:07 | 日々の暮らし