<< 「ごちそうさん」ありがとう。 私たちの大阪うまいもん その5 >>
私たちの大阪うまいもん その6
雑兵(ぞうひょう)の味噌煮込みうどん

 うどんと記しましたが正確にはきしめんです。大阪うまいもんにきしめんとはいささかアンマッチかもしれませんが、ミナミは心斎橋、鰻谷の一本北、長堀通り沿いに店を構える「雑兵」の味噌煮込みは、紛れもなく大阪うまいもん、と私たちは思っています。4人掛けテーブルがふたつにあとはカウンターのみという、こぢんまりとした店内に飾られている、昔の新聞紹介記事によると、大阪の人の舌に合うようアレンジされてあるとのことで、確かに味噌のお味は幾分やさしめで、麺のコシも軽めです。ランチタイムの定食が充実していてお昼はけっこうな賑わい。大将と店員さんお二人だけで切り盛りされているこのお店。末永く絶品味噌煮込みを食べさせていただきたいものです。平日は午後11時オーダーストップ。不定休ですが平日はたいてい営業している印象です。



a0242914_16241572.jpg

雑兵煮込み(店名入りの一推しメニュー)

 寒い時期、時折無性に食べたくなるメニューがこれ。きざみあげ、里芋、大根、ジャガイモ、ハクサイ、蒲鉾、そして全卵。根菜中心の具材が売りの煮込みうどん。いい案配に煮込まれて出てまいります。食べ進めるうちにさらにしんなりとしてくる大根やハクサイ、食感の変化を存分に楽しみつつ味わいます。鉄鍋から金気(かなけ)が染みだし、まったりしがちなお汁にいいアクセントを与えます。私の場合、まれに牛スジを追加でトッピングすることがありますが、元のバランスがあまりにいいので、牛スジが余計に思えてしまうことも。大将にうかがうと、ふつうのきしめんとは別にわざわざ味噌煮込み専用に、塩を加えずに打った自家製麺を使っているとのこと。ふつうの麺だと塩分が染みだして汁が塩辛くなってしまうのだとか。細やかな配慮がうれしい味噌煮込み。野菜のだしが充分に出た残り汁は本当に格別で、ついつい最後までさらえてしまいます。なお鉄鍋での提供は単品メニューのみ。白ご飯が合います。

by pechkana | 2014-01-23 16:26 | グルメ | Comments(0)
名前
URL
画像認証
削除用パスワード
<< 「ごちそうさん」ありがとう。 私たちの大阪うまいもん その5 >>